こんにちは、しゅんくり~む(すんく)です。
今回は、「7世代レートの運負け」をテーマにした記事です!
レート対戦をしたことがあった方なら、一度は「運負け」して発狂したことがあるのではないでしょうか? それが低レートとのレート差マッチならば、発狂程度では済まないかもしれませんね。
今回は、そんな3DSを叩き割りたくなるような「7世代レートの運負け」シーンをいくつか選出してみました。 負けた時のイライラを思い出しながら、楽しんで見て行ってください!
忌み嫌われた「7世代レートの運負け」
「運負け」とは、読み合いや立ち回りでは完全に相手に勝っていたにも関わらず、発生率の低い負け筋を引いた結果負けてしまうことです。
第8世代でも順位差マッチはよくありますが、7世代でもレート差マッチが多くあり、「運負け」によって格下にレートを多く吸われてしまった経験からポケモン勢は「運負け」を極度に嫌っていました。
また、「運負け」をした後に立ち直れず連敗を喫してしまうことも珍しくなく、「運負け」の忌々しさを際立てている一因になっていますね。
それでは、みんな嫌いな「運負け」のシーンを懐かしみながら見ていきましょう!
技が相手に当たらない(~10%)
【しかし 相手の○○には 当たらなかった!】
命中が90以上の技が外れると一気に不利な状況になることが多々あります。
命中90未満の技ならまだ採用するのが悪いと言えるのですが、それ以上の技はある程度信用して採用しているので、外した時のイライラは大きいですね!
ポケモン勢が90%以上の数字を信用できない所以だと思います。
素催眠が当たりまくる(60%)
【ピロロロ~ ^_^】
催眠術は60%の確率で相手を眠らせる技です。この技は主にメガゲンガーが不利対面の土壇場で使ってくる技だったのですが、これが当たると本当に厄介でして…
最速起き(30%)できないと無償で突破されることも珍しくありません。
外れてしまうと相手は何もできずに倒されてしまうというハイリスクな行動なのですが、その分リターンも大きく、多くのプレイヤーが催眠ギャンブラーに苦しめ続けられました…
麻痺バグを引く(25%)
【体がしびれて 動けない!】
状態異常の『まひ』には、素早さが半分になる効果と25%の確率で行動ができないという効果があります。
恐怖の25%を引き続けてしまうと、どれだけ有利な相手だったとしても削りきられて倒されてしまうんですよね…
さらにこの麻痺が、『10万ボルト』の追加効果(10%)などで発生した場合は…もう目も当てられません。
追加効果で焼ける(10%~)
【ボッ…】
状態異常の『やけど』には攻撃力を半分にしてしまう効果があり、物理アタッカーが火傷状態になると機能停止の置物になってしまいます。
そのため、わざわざ1ターンを割いて『おにび』を使ったりもするのですが、『かえんほうしゃ』や『フレアドライブ』等の追加効果で火傷状態にされると、信じられないほどのディスアドバンテージを被ることになります!
『ねっとう』や『ふんえん』といった火傷目的で使われている技ならまだいいですが、先ほど挙げたような技で火傷してしまうと思わず3DSを叩き割りたくなりますよね…
氷漬けになる(10%)
【ピキッ…】
『れいとうビーム』や『れいとうパンチ』といった氷タイプの技の多くは、相手を『こおり』の状態異常にする追加効果がついているのですが、この氷状態が本当に厄介でして…
何か技を出そうとするときに25%の確率で氷状態から治るのですが、逆に言ってしまえば75%の確率で全く行動ができないのです。
継続ターンに上限が無いので、死ぬまで凍り続けていることもザラにあります。
7世代では羽休めを絡めて氷技を起点にしようとするボーマンダがよく凍っていたのですが、ボーマンダのように試行回数を与えた場合は仕方がないものの、氷技1発で凍った場合などは目も当てられません。「運負け」の中ではかなり理不尽に発生する部類ではないでしょうか?
急所に当てられる(4.17%)
【急所に 当たった!】
運負けと言えば、やはりこれですよね!
理不尽に降り注ぐ災難、ダメージが1.5倍になる急所です。
どれだけ耐久調整をしていても、急所一つで吹き飛んでしまうのが理不尽ですよね。特に、特性『いかく』持ちのポケモンが食らう急所なんて、目も当てられません。余裕をもって耐えられるはずの攻撃が、2.25倍の火力になってしまうので、ゲームプランが崩れることは確実です。
ミミッキュへのクッションとして信頼されていたランドロスも、ミミッキュZが急所に当たってしまえばひとたまりもありません…
同速ゲーに負ける(50%)
【スパーキングギガボルトォォ!】
↑流石にこれは、相手のヤンキープレイな気もしますが…
素早さ実数値が同じポケモン同士では、50%で先手後手が決定されます。
安定性に欠けるので避けたい対面ではありますが、どうしても同速勝負を制しなければならない時があるんですよね。同速ゲーを避けるプレイングも大切ですが、終盤までもつれ込むと、「運負け」に繋がる行動も已むを得ない場合がありますよね。
7世代では130族のカプ・コケコとメガゲンガーの対面がよく見られましたが、この対面は基本的にゲンガー側が有利と言われつつも50%をかいくぐってコケコ側がデンキZをぶっ放してしまえばコケコが勝ててしまう沼対面でした…
一撃必殺技が当たりまくる(30%)
【一撃必殺!】
『ハサミギロチン』・『ぜったいれいど』・『じわれ』・『つのドリル』など技は、命中率が30で、当たった相手を必ず瀕死にする恐ろしい技です。
その性能ゆえのかなり低い命中設定なのですが、1回目でこの技を当てられてしまうと、非常に苦しい試合になることは想像に難くありません。試行回数を稼がせてしまった場合は自業自得ですが、交代際に一発で当てられでもしたら、もう泡を吹いて倒れるしかありませんね!
ムラッケの能力上昇に悪意がある(14%)
【オニゴーリの 回避率が ぐーんと上がった!】
オニゴーリなどの特性『ムラっけ』のポケモンは、『まもる』を使うことで、確実に能力上昇させることができます。
そして、その一回分で何の能力が上昇するかが、かなり重要でして…
その一回で素早さを上げられてしまうと『まもる』と『みがわり』で試行回数を稼がれ続け、回避率を上げられてしまうと技が当たらなくなってしまうなんてこともよくありました。
第8世代ではムラっけで回避率が上がらなくなったのですが、回避率が上がる可能性があった第7世代はまさに地獄絵図でしたね…。特性『ムラっけ』のポケモンには、”無限の勝ち筋がある” と言われるほど「運負け」を作り出すことに長けており、シーズン終盤にワンチャンスを狙ってオニゴーリ使いが増えるという恐ろしい慣習がありました。
相手の攻撃で怯む(20%~30%)
【○○は ひるんで 技が だせない!】
運負けを語る上でやはりこれは欠かせませんね。
ポケモン界の深淵『ひるみ』です!
『アイアンヘッド』や『たきのぼり』、『あくのはどう』等が、怯ませる追加効果を持った代表的な技ですね。怯まされるとそのターンこちらは行動することができないので、必死にした耐久調整も、慎重に進めたHP管理も、すべて無駄にされてしまいます。
怯み効果を持った積エースなどの怯み技は受けられて切り返される状況を防ぐことができるので、怯まされる側はその時点で負けが確定したりもします。
しかし怯みの恐ろしさはそれだけでなく、回復技を持った数値受けポケモンを強引に突破してしまう点もかなり脅威です。
第7世代のみに収まらず、第8世代になった今でも多角的な面で「運負け」を押し付けてくる恐ろしい要素ですね…
まとめ
さて、様々な「7世代レートの運負け」シーンを見ていきましたが、どうでしたか?
7世代の懐かしい日々が思い出されますね。
第8世代でも変わらず「運負け」が散見されますが、「運負け」に対する個人的な意見としてはこの「運負け」の多さこそが、ポケモンがeスポーツに成り難い要因なのではないでしょうか?
どれだけプレイングの上手い人でも「運負け」が絡むと、連勝することは非常に難しいですよね。そんなゲームで高額賞金トーナメントなんてしようものなら、ただ、その日運がいい人が優勝する大会になりかねません。
理不尽な運負けが減るように少しずつ調整されていくことを願うばかりです。
ということで、今回は以上です。
で読んでいただきありがとうございました!