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最凶の犯罪者ポケモン 新7選【剣盾ランクバトル】

剣盾 害悪ポケモン 対戦ネタ
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剣盾 害悪ポケモン

今回は、剣盾ランクバトル環境で暴虐の限りを尽くしてきた犯罪者ポケモンの紹介になります。

スカーレット・バイオレットの対戦環境と直接は関係ありませんが、今後9世代対戦環境がどうなっていくのかを考えながら楽しんでいただければ幸いです。

 

犯罪者ポケモンとは?

犯罪者ポケモンとは、その名の通り極悪非道な犯罪により、数々のプレイヤーに恐怖を与え続けて来たポケモンです。

あるポケモンは強力な効果を持つ技で一方的な確率ゲームを押し付けてきたり、またあるポケモンは命中率が低いハイリスクハイリターン技でリスキーな運ゲームを押し付けてきたりと、どのポケモンも何かしら確率が絡んだ恐ろしい戦い方をするのが特徴です。そのため多くのプレイヤーはこれらのポケモンを相手取ることを忌み嫌い、さらに一部のポケモンは害悪ポケモンとまで呼ばれ、恐れられてきました。

ということで今回は、そんな恐ろしいポケモンたちを7匹紹介していきたいと思います!

 

不運を運ぶ鳥「トゲキッス」

トゲキッス

帰ってきた白い悪魔、主に剣盾初期のS1〜S9で活躍したトゲキッスです。

ポイント①性能の高さ・型の多さ

まずトゲキッスは単純に性能が高く、非常に強力なポケモンです。高火力ダイジェットによって素早さを上げながら相手を倒すことができ、単純な殴り合いでトゲキッスに勝てるポケモンは多くありません。

さらに覚える技も優秀で、広い技範囲を活かした広域アタッカーから朝の日差しや悪巧みを絡めた型まで、強力な型が多く開発されました。

ポイント②6割怯みのエアスラッシュ

しかし、ただ優秀なだけで終わらないのがこのポケモンの恐ろしいところ。特性天の恵みにより追加効果の発動確率が2倍になり、エアスラッシュの怯み率は脅威の60%にまで及びます。一撃で倒せない相手にとりあえずエアスラで突っ張ってくる姿は、まさに白い悪魔の再来でした…

ポイント③5割急所のピントレンズ型

8世代では、特性強運に加えて持ち物にピントレンズを選択することで、50%の確率で技を急所に当ててくる恐ろしい型も開発されました。50%という不安定な確率に目を瞑り、「打ち分けできる眼鏡だ、反動のない珠だ」と言い張るギャンブラーたちに人々はただ震えることしかできないのです。

 

一撃必殺「ドリュウズ」

ドリュウズ

実直そうな見た目からパチンコを仕掛けてくる悪い陽キャ、S1〜S9を中心に活躍したドリュウズです。

ポイント①性能の高さ

今でこそ中堅ポケモンの位置に甘んじていますが、8世代初期にはドリュウズはその性能の高さで環境トップの一角を担っていました。タイプ一致のダイマックス技で物理・特殊両方の耐久を上げることができダイマックスと相性が良いのはもちろん、襷型やスカーフ型、ダイロックで自力で砂嵐を起こせる砂掻きエース型など、強力な型が多かったのもその強さの一因でした。

ポイント②つのドリル

全てのポケモンが確定一発になるチート技です。ドリュウズは確かに優秀なポケモンでしたが、同時期に活躍していたアーマーガアなどに後出しを許してしまうのが難点でした。そのため、ドリュウズで有利対面を作った後アーマーガアなどの後出しを読んでつのドリルを押す凶悪プレイヤーが続出してしまったのです。

さらに、つのドリルはダイアタックとして使用しても強く、技枠を圧迫しないという点でも優秀であり凶悪でした。

 

三種の一撃技「ラプラス」

ラプラス

S4〜S9・S15〜S17などを中心に活躍し、8世代の対戦環境で安定して高い採用率を誇り続けるポケモン、ラプラスです。

ポイント①専用技キョダイセンリツ

8世代でいくつか登場した専用キョダイマックスですが、全体的に性能が微妙なものも多く、対戦で活躍している例はあまり多くありませんでした。しかし、何故かキョダイラプラスの専用技キョダイセンリツのみ、技を打ったターンから5ターンの間確定でオーロラベールを発生させるというトンデモ性能をしており、キョダイマックス解禁とともに瞬く間に環境トップに上り詰めてしまったのです。

殴りながら壁を貼れるため単純な殴り合いに強く、また裏のポケモンの展開補助までできてしまうこの技はぶっ壊れ性能と言って差し支えないでしょう。

ポイント②3種の一撃必殺技

さらにラプラスの恐ろしい所は、絶対零度・つのドリル・地割れという3種の一撃必殺技を覚え、苦手なポケモンも運次第で簡単に葬ってしまう点です。ラプラスは火力が低めであるため通常であれば受けポケモンでいなす事ができるのですが、一撃技連打の恐怖の前では高い耐久値も意味をなさず、数々の高耐久ポケモンがものの一撃で葬り去られていきました…

 

催眠厨「ゲンガー」

ゲンガー

害悪プレイといえばこのポケモン。主にS10〜S11で使用されたポケモン、ゲンガーです。

ポイント①高い素早さと広い技範囲

S10〜S11は、エースバーンなどの一部の使用率上位のポケモンが使用禁止になったシーズンでした。ゲンガーは、主にその制限ルールで活躍したポケモンです。

その高い素早さと広い技範囲で多くのポケモンに対して仕事をこなすことができ、制限ルールの環境の中心となっていました。

ポイント②催眠術

ゲンガーと言えばこの技、遥か昔から人々に恐れられ続ける凶悪な技、催眠術です。ゲンガーは素の性能が高いのは事実なのですが、制限ルールで採用率を伸ばしたのはこの催眠術による誤魔化し性能の高さも大きいです。

高い素早さから催眠術を放つことで、どんな相手でも60%の確率で行動不能にしてしまうこの技は非常に理不尽で強力です。たちまち対戦環境は数多の催眠ギャンブラーで溢れかえり、まさに地獄絵図と化していました。

 

害悪「ゴチルゼル」

ゴチルゼル

知る人ぞ知る嫌われポケモンナンバーワン。ダイマックスが禁止されていたS21〜S23で主に活躍したポケモン、ゴチルゼルです。

ポイント①かげふみによるサイクルキャッチ

ゴチルゼルのアイデンティティは、その特性「かげふみ」にあります。特性かげふみは対面している相手の交代を封じる珍しい特性で、受けポケモンなどの火力が低めのポケモンなどに対してゴチルゼルを対面させることで、積み技を積む起点にしたり強制的にTODを成立させたりすることができます。

ポイント②そして始まる択ゲーム

かげふみによって相手の交代を封じられるのは強力ですが、この特性は死に出し等で相手としっかり対面させないと発動しないという弱点があります。そのため、ゴチルゼルVS捕まえられたくないポケモンの戦いは、常にゴチルゼルの繰り出しを読んで引くか、ゴチルゼルを出されない読みで突っ張るかという択ゲームになってしまうのです。

強力ながらも結局はゴチルゼルを使う側も択ゲームを避けることができず、これはポケモンではなくじゃんけんだ、対戦をつまらなくしている、とゴチルゼルに対して多くヘイトが集まりました。

 

豆粒なすび「ラッキー」

ラッキー

前作に引き続き安定した嫌われっぷりを見せています。主にS15〜S17や、S21以降で活躍しているポケモン、ラッキーです。

ポイント①数値受け性能

ラッキーはそのトップクラスのHPと進化の輝石による1.5倍補正で、物理・特殊ともに硬い数値受けポケモンとして非常に優秀です。特に特殊方面は、並の特殊ポケモンでは積み技を絡めても突破できないほどに硬く、受け構築などで特殊受けとして採用されています。

ポイント②小さくなる

しかし、ただ硬いだけでは終わらないのがこのポケモンの怖い所。小さくなるという回避率を2段階上げる積み技でこちらの技が全て躱されてしまうのです。

持ち前の耐久で起点にできる範囲が広いのはもちろん、不利な相手にも一か八かで小さくなってくる悪魔のような姿には、ポケモンセンターでお淑やかにポケモンの世話をしていた頃の面影はありませんでした…

 

巨悪「サンダー」

サンダー

S12で解禁されて以降、今なお環境トップに君臨し続ける最強ポケモン、サンダーです。

ポイント①8世代最強のポケモン

サンダーは8世代最強のポケモンと名高く、非常に性能が高いポケモンです。まず、タイプ一致でダイジェットを撃ちながら相手のダイジェットにも有利が取れる電気・飛行タイプの優秀さは言わずもがな、高い火力でアタッカーとして使いやすいのはもちろん、羽休めを絡めた耐久型や、ボルトチェンジを絡めたクッションとして使っても強く、強力な型が数多く開発されています。

ポイント②暴風運ゲー

サンダーには命中不安の暴風以外に飛行タイプの特殊技を覚えないという難点があるのですが、これがまたサンダーを巨悪たらしめる要素なのです。

特殊ダイジェットにできる技が暴風しかない、という名目で多くの人が暴風を採用しているのですが、その実サンダー使いは名目なんてそっちのけで命中70の暴風をバンバン連打してくるのです。不安定な暴風を無理やり当てられ、さらに追加効果の混乱まで引こうものなら発狂は免れないでしょう。

ポイント③静電気ビリビリ

サンダーの仕掛ける運ゲーは暴風だけにとどまりません。その特性静電気により触って来た相手を3割で麻痺状態にしてしまうのです。酷い時にはこらえるサンダーなんていう化け物まで現れて、接触回数を増やすことで何がなんでもこちらのポケモンを麻痺させようとしてきました。

麻痺を引いた挙句何ターンも体が痺れて動けないなんてことになれば、もう二度とポケモンを起動しなくなってしまったとしても不思議ではないでしょう。

 

総括

ということで今回は、世にも恐ろしい犯罪者ポケモンについてみてきました。

不運で負けてしまうとどうしても相手のポケモンやポケモン対戦自体が嫌になってしまいますが、そこまで含めてポケットモンスターというゲームの面白さでもあると思うので、不運も幸運も全部まとめて楽しめるようになりたいものですね。

以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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