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努力値調整をする利点・あえてぶっぱにする理由【剣盾ランクバトル】

努力値調整とぶっぱ コラム
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努力値調整とぶっぱ

こんにちは、しゅんくり~む(すんく)です。
今回は、努力値調整について「なぜ努力値調整をするのか、なぜ上級者でも調整せずにぶっぱにすることがあるのか」というテーマについて考えていこうと思います。

「普遍的な解答」というよりは、1プレイヤーの考察として読んでいただければ幸いです!

 

「努力値調整」とは?「ぶっぱ」とは?

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ポケモンでは努力値(ゲーム中では基礎ポイントと呼ばれる)を調整することで、ポケモンの能力値をある程度自在に変えることができます。努力値調整の詳細については別の記事で解説しましたが、簡単に紹介すると合計510のポイントをHP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さの6か所に、1か所につき最大252の制限で振り分けます。

最も有名な努力値調整として、「ぶっぱ」という調整があります。これは、2か所の能力に努力値252を振り、余った6をどこか他の能力に振る調整です(余った6のうち実際に能力に影響するのは4だけですが、解説は省きます)。高速アタッカーのAS252H4振りなどがよく見られますね。

ポケモンの努力値調整は、大きくこの「ぶっぱ」調整と、2か所に252を振り切らずに3つ以上の箇所に努力値を割く「(狭義の)努力値調整」に分けられるのですが、どちらの調整が優れているのかという論争がたびたび行われており、未だに確たる決着がついていないのが現状です。

ということで今回は、この2つの調整の利点や欠点をまとめていくことで、これらがどういう点で優れているのか・どういう場合に行えば良いのかについて考えていこうと思います!

 

「努力値調整」をする利点

①役割遂行が確実になる
②努力値を過剰に振って無駄にすることが少ない
③相手のぶっぱ意識の調整を崩しやすい

ぶっぱではなく「努力値調整」をする利点はこの辺りになるでしょう。一つずつ簡単に解説していきます。

 

①役割遂行が確実になる

有利対面でも、こちらが役割破壊技で簡単に落とされてしまうようなポケモンでは安心して役割を遂行することができません。役割対象との有利対面で、相手の攻撃を確実に耐える耐久調整確実に相手を落とせる火力調整確実に相手を抜ける素早さ調整などを施すことで役割破壊を防ぎ、役割遂行を確実にすることができるのです。

②努力値を過剰に振って無駄にすることが少ない

努力値を火力や素早さに振り切ったポケモンは、もう少し火力を落としても役割遂行に問題がなかったり、もう少し素早さを落としても抜けるポケモンに変化がなかったりする場合があります。その場合は余分に振っている努力値を他の箇所に回すことで、役割遂行をする上で無駄の少ない調整にすることができます。

③相手のぶっぱ意識の調整を崩しやすい

努力値調整は多くの場合、相手のぶっぱ調整を基準にして行われます。そのため、ぶっぱ調整を丁度確定で落とせる火力ラインの攻撃が飛んでくることも少なくなく、ぶっぱ調整からさらに耐久に努力値を割けば、それらの攻撃を耐えて相手の思惑を崩すことができるのです。

 

あえて「ぶっぱ」にする利点

①そのポケモン本来の性能を引き出しやすい
②環境が急変しても調整が無駄になることが少ない
③細かい要因によって調整が崩されることがない

「努力値調整」にも利点はありますが、もちろん「ぶっぱ」にもまた違った利点があります。一つずつ見て行きましょう。

 

①そのポケモン本来の性能を引き出しやすい

努力値調整をすると、本来ぶっぱすれば得られたはずの火力・耐久・素早さが削られてしまいます。そのため、ASアタッカーやHBの受けポケモンなど、できるだけ高い火力・高い耐久・高い素早さが求められるポケモンに関しては、ぶっぱ調整をしてそのポケモンの能力を最大限に引き出してあげた方が活きやすいのです。

②環境が急変しても調整が無駄になることが少ない

努力値調整は環境に多いポケモンなどを基準にして調整することが多いので、環境が多きく変わって基準にしたポケモンが減ってしまうと調整が無駄になってしまいます。対してぶっぱ調整は環境に関係なく単体性能を確保しやすい調整なので、環境に関わらず一定の活躍をすることができます。

③細かい要因によって調整が崩されることがない

努力値調整ではキッチリ相手の攻撃を耐える耐久に調整することが多く、ステルスロックや天候ダメージによる僅かな削りや、相手の持つ火力アップアイテムによって調整が崩されやすいという一面があります。対してぶっぱ調整は特定の攻撃を意識したラインまで努力値を振るわけではないため、細かい要因によって振った努力値が無駄になってしまうようなことがありません。

 

 

「努力値調整」に対する反論

「努力値調整」は、恐らく過剰火力・過剰耐久は役割遂行をする上で無駄だという考え方に基づいているのですが、その考え方に関してもいくつか反論を立てることができます。先ほど紹介した「利点」を交えて紹介していきましょう。

 

役割対象と毎回対面するわけではない

努力値調整の利点①「役割遂行が確実になる」についての反論です。
特定の役割対象を立てて努力値調整を施したとしても、そのポケモンが入っているパーティとマッチングし、そのポケモンが選出され、調整を施した自分のポケモンと対面する所まで行かないとその調整が実際に活きることはありません。そのため、そんな限られた状況のために調整をする必要は無いのではないかという話ですね。

確かに施した調整が実際に活きる場面というのは少なく、対象のポケモンとマッチングしない場合は完全に無駄な調整と言えますしかし対象のポケモンとマッチングさえすれば、選出段階で○○がいるパーティにも××を選出できる・××を出しておけば○○に対応できるという考え方ができ、間接的に調整が活きることになるのも事実なので中々難しい所です。

過剰火力・過剰耐久は無駄とは限らない

努力値調整の利点②「努力値を過剰に振って無駄にすることが少ない」についての反論です。
役割対象への過剰火力・過剰耐久は、必ずしも無駄という訳ではありません。例えば、役割対象の攻撃を確定耐えするラインよりも少し余分に耐久値を確保しておけば、ステルスロック等の微ダメージなどを食らっても相手の攻撃を耐えることができます。また、役割対象を確定2発にできる火力ラインに調整したとしても、相手ポケモンのHPが必ず満タンとは限らず、火力ラインを落としていいなければ既に攻撃圏内まで削れていたかもしれません。

このように、過剰火力・過剰耐久が無駄になるのはごく限られた理想的な場面のみなので、完全に無駄と決め撃ってしまうのは早計と言えるでしょう。

 

「ぶっぱ」に対する反論

「ぶっぱ」調整は、対戦中に理想的な対面が必ず作れる訳ではない上に、わざわざ本来の性能を落としてまで細かい要素で崩れやすい調整を行う必要はないという考え方に基づいている場合が多いように思えます。これに対しても、先ほど紹介した「利点」を交えて反論を立てていきます。

 

本来の性能という考え方がおかしい

ぶっぱの利点①「そのポケモン本来の性能を引き出しやすい」についての反論です。
確かに、ぶっぱ調整から他の箇所に努力値を回すと元々の火力・素早さ・耐久を削ることになるのですが、基本的に努力値調整をする時はその点を十分に理解した上で進めるものです。努力値調整は、限られた努力値の中で元々できていたこと・新たにできるようにしたいことを天秤にかけて行うため、「元々できていたことができなくなる」のは当然のことなのです。

また、ぶっぱにしろ調整にしろ最大値と最小値の間で各能力を調節しているだけなので、本来の性能も糞もありません。

努力値調整は微要素さえなければ崩れない

ぶっぱの利点③「細かい要因によって調整が崩されることがない」についての反論です。
確かに、綿密な調整はステルスロックなどの細かい定数ダメージで崩れてしまいますが、逆に言えば相手が何かしらの対策を講じない限り調整が崩されることはありません1ターンだったり、技スペ1つだったり、持ち物だったり、対策を講じた分相手にも何かしらのロスがあるため、そのロスを作れればそれだけでアドバンテージ、相手がロスを避ければ想定通り調整が活きてアドバンテージだと考えれば特段大きな欠点でもないように思えますね。

 

どちらが優れた調整なのか

さて、ここまで「努力値調整」と「ぶっぱ」の利点などについて見てきたのですが、ではこの2つの調整はどちらがより優れた調整なのでしょうか?

結論から言いますと、どちらかの調整が一概に優れているということはありません。

どちらも利点があり、欠点があるので、パーティやそのポケモンの役割、その時の対戦環境に合わせてその都度どちらが適切なのか考えながら使い分ける必要があるでしょう基本的に特定のポケモンへの役割を持たせたい場合は「努力値調整」を、役割を絞らずに幅広いポケモンに対応させたい場合は「ぶっぱ」を基準とした調整を行うことになると思います。

しかしここで一つ注意なのですが、初心者の方が自分で努力値調整を行うのはあまりお勧めできません。
適切な努力値調整のラインを見極めるのはかなり難しく、環境や基本的な有利不利が分かっていない状態で無暗に努力値調整を行ってしまうと、効果が薄い調整になったり、あまり活きる場面のない調整になってしまうことが多いです。初めのうちは、基本のぶっぱ調整や、強い人の調整をまねして対戦の基本を学ぶ所から始めましょう。

 

おわりに

さて、努力値調整とぶっぱについてそれぞれの利点を挙げてきたのですが、実は当の僕は基本的に努力値調整をする方が好みです。調整を色々考えた上でぶっぱが最適だと思った時にぶっぱにするくらいで、基本的に努力値調整を施すことが多いですね。

ただやはり、ぶっぱにも明確な利点があり、調整したポケモンを使っているうちにぶっぱの方が優れていると感じることも多いので、今回しっかり文章にしてまとめてみた次第です。僕自身の努力値調整の腕もまだまだですしね~

この文章が、一人でも多くの方の参考になれば幸いに思います。

ということで、今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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