ポケモン最新作BDSPですが、発売直後から多数のバグ報告が上がっており、なんとかつて謎の場所と呼ばれた真っ暗な空間への侵入もすでに成功してしまっています!
バグの概要について簡単に動画で解説しているので、よければそちらをご覧ください。
シェイミの捕獲については、別の方法ですでに成功者が出ているようです。
その他にも新月島到達やアイテム・ポケモンのコピー、イベントスキップや時間停止など、BDSPのバグはもはや何でもアリになっています…。バグが多いのもそれはそれで楽しいのですが、通常プレイで発生したりゲーム性を壊してしまうようなバグも数多くあるのがなかなか困りものですね。
本記事はもともとダイパリメイク発売前になぞのばしょに思いを馳せながら書いた雑記なので、ここより以下に発売後の情報などはありません。それでも興味があれば、良ければ読んでいってください。
こんにちは、しゅんくり~むです。
今回は、2021年11月19日に発売が迫っているポケモン最新作『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール (BDSP)』についての話題になります。
この作品は、2009年発売の『ダイヤモンド・パール (DP)』のリメイク作品です。DPはポケモンシリーズの中でも人気が高く、その人気の高さは「ダイパリメイク」という単語が何年も前から度々SNSのトレンドに上がるほどでした。
そんな待望のダイパリメイクですが、今回は少し奇をてらって「なぞのばしょ」という要素にスポットを当てて語っていきたいと思います。DPの面白さを引き立てた大きな要因の一つである「なぞのばしょ」は、果たしてBDSPにも登場するのでしょうか…?
「なぞのばしょ」とは
「なぞのばしょ」とは、DPのゲーム中でバグ技を用いて行くことができるバグマップの総称です。このマップは、室内マップの壁の向こうに見える真っ暗な闇の中に永遠と続いており、室内からバグ技で壁の外に脱出することで行くことができます。
バグ技というだけでもワクワクする要素なのですが、この「なぞのばしょ」が当時の少年たちを虜にした最大の要因は、このバグ技を使って会うことができる通常プレイでは手に入れることができない幻のポケモンたちでした。
このバグを使用して暗闇の中を進むことで、なんとデータ内に隠された通常訪れることができないマップに侵入することができ、そこで待っている幻のポケモンと戦闘することができるのです。
このバグの存在によりポケモンDPは大きく盛り上がり、当時多くの少年たちがワクワクしながらなぞのばしょに繰り出していました。手順を間違えて暗闇に閉じ込められてしまった可哀想な少年も多くいましたが、失敗したら後戻りはできないというスリルもまた、このバグの魅力を引き立たせる一因であったように思えます。
BDSPに「なぞのばしょ」は登場するのか
さて、そんなDPを盛り上げる一大要素だった「なぞのばしょ」ですが、果たしてリメイク作品であるBDSPにも何らかの形で登場するのでしょうか?
結論から言うと、流石に登場しないと思います。
正式に実装されたら面白いかも、と少し期待してしまう気持ちもわかるのですが、実装まではされないのではないかと考えています。と言うよりも、実装してほしくないと言った方が正しいのかもしれません。
BDSPになぞのばしょが実装されても、正直しらけちゃいませんか…?
なぞのばしょが盛り上がったのは、それが非公式のバグだからこそです。バグを使って幻のポケモンに会いに行く、ミスったら全てを失う、そのワクワク感が良かったんです。
たとえ最新作で「なぞのばしょもどき」が実装されたとしても、それは正規プレイの範囲内に過ぎず、セーブデータがダメになるなんてことも勿論ないでしょう。果たして、そんな整備された限定的ななぞのばしょに魅力はあるのでしょうか…? 多少の話題にはなるかもしれませんが、ダイパリメイクを盛り上げるほどの要素になるとは到底思えません。
壁をすり抜けて暗闇の空間を進む、程度の要素はあり得なくもない気がしますが、それを堂々と公式でやってしまうのは「ポケットモンスター」らしくない気もしてしまいます。
ということで、やっぱり「なぞのばしょ」は実装されないんじゃないかなというのが私の結論です。遊び心満載の我らがゲームフリークであれば、ひょっとしたらセリフや小ネタ程度になぞのばしょ要素を入れてきてくれるかもしれませんが、実際にあの暗闇の空間を歩き回れるなんてことはないのではないかなと思っています。
ダイパリメイクは成功するのか?
さて、ここまで話題にしてきた『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』ですが、果たしてこのゲームはちゃんと人気作になることができるのでしょうか…?
長年期待され続けてきたダイパリメイクでしたが、期待が大き過ぎたためか悪い評価も少なくないのが現状です。
やはり一番の問題はグラフィックなのでしょうか…。僕も、テンガン山をはじめとしたシンオウ地方の雄大な地が、ソード・シールドのような麗美なグラフィックでが描かれることを期待していたファンの一人なので、期待を裏切られたと感じる気持ちもよく分かります。現状、ランクバトルが実装されないことなどからピカブイのような半外伝的な作品と位置付ける意見も多いです。
年明けに発売を控えるポケモンレジェンズは、新ポケモンの発表などもあり多くの期待が集まっており、どうしてもこちらが本命という感じが否めません。ポケモンレジェンズがゲームフリーク製作なのに対し、BDSPの製作は外部委託になっているところからも、その様子が伺い知れます。
ただそれでもやはり、DPを子供のころにプレイしたダイパ世代の一人としては新しいシンオウ地方を旅できるのがとても楽しみなので、期待して発売を待ちたいです!
ということで、今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考:
『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』公式サイト
『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』初公開映像